立ち技打撃格闘技RISE(ライズ)とは?K-1やRIZINと何が違う?試合ルールと階級一覧

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立ち技打撃格闘技RISE(ライズ)とは?K-1やRIZINと何が違う?試合ルールと階級一覧格闘技ジャンル

RISE(ライズ)とは、2003年に誕生した立ち技打撃を中心とした格闘技団体の一つです。K-1やRIZINなどのキックボクシングと何が違うのか。本記事では、RISEの試合ルールや見どころ、過去の注目対戦カードについて紹介します。

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RISE(ライズ)とは

RISE(ライズ)とは

「RISE」とは、その名が示す通り、“昇る、上を目指す”をコンセプトにした立ち技打撃格闘技の団体です。その歴史は2003年に遡り、かつてはK-1と提携していました。RISEは、選手が経験を積み、最終的にはK-1の舞台へとステップアップするための「養成所」のような役割を果たしてきました。しかし、2011年のK-1活動休止を境に、2023年現在はその関係性が変化し、K-1との提携はなくなりました。

RISE過去の大会
出典元:RISE公式

RISEは、全国各地で公式戦を開催し、地元の選手を育成しています。北海道のBOUT、大阪のDEEP☆KICK、福岡のRISE WESTなどと提携し、ランキング戦やタイトル戦線を通じて新たなチャンピオンを生み出しています。また、RISE Novaというアマチュア大会を定期的に開催し、格闘技の参加層を広げ、選手のレベルアップや格闘技の底辺の拡大・確立を目指しています。

RISE Nova`
出典元:RISE Nova公式

RISEはまさに、スピーディでアグレッシブなエンターテイメントを提供し、観客を熱狂させる場であり、誰もが興奮できる舞台となっています。

RISE(ライズ)が開催する試合の見どころ

RISE(ライズ)が開催する試合の見どころ
出典元:RISE公式

「RISE」の見どころは何と言っても、世界の強豪選手たちが集まる舞台で繰り広げられる一進一退の攻防です。

例えば2014年、RISE100回記念大会では、世界のトップ選手、アンディ・サワーやゲーオ・フェアテックス、ゼルグ“弁慶”ガレシックが参戦。一方で、那須川天心がプロデビュー戦をKO勝利で飾るなど、新旧のスターが交錯する舞台となりました。

出典元:RISE公式

2019年には女子のみの大会RISE GIRLS POWERが開催され、新たな試合の形を提供しています。さらに、選手の個性と技術が煌めくビッグマッチ「ELDORADO」、そして2022年にはシュートボクシングとの合体大会など、多彩な試合展開が見どころです。

RISEの試合は、各選手が全力で戦い抜く姿が観客を熱狂させます。常に新しい挑戦を続けるRISEの試合は、まさに格闘技の醍醐味を凝縮した舞台と言えるでしょう。

RISE(ライズ)の試合ルール

RISE(ライズ)は立技格闘技の一種で、パンチ、キック、ヒザ蹴りのみが有効な攻撃とされています。このルールにより、打撃技に特化したスタイルの試合が行われます。ムエタイやキックボクシングなどで許可される首相撲や組み技は、RISEでは全面的に禁止されています。

具体的に解説すると、RISEでは打撃技の中でパンチ(拳での打撃)、キック(足での蹴り技)、ヒザ蹴り(膝での蹴り技)のみが試合で使われます。これに対して、相手を組み技で取り組んだり、首相撲や投げ技を行うことは禁止されているため、試合では打撃による戦いが中心となります。

RISE(ライズ)の階級とプロ公式ランキング

RISE(ライズ)の階級とプロ公式ランキング

RISE(ライズ)は、世界中の格闘家が参加する立技格闘技の舞台で、その階級とプロ公式ランキングは多くのファンから注目されています。RISEでの階級は以下のとおりです。

  • フライ級からヘビー級までの「男子階級」
  • RISE QUEENアトム級からフライ級までの「女子階級」
  • 世界バンタム級からスーパーライト級までの世界階級

それぞれの階級には、王者とランキング上位の選手が名を連ねており、その中には国内外から集まった一流の格闘家たちがいます。階級ごとにまとめた王者一覧を以下にまとめました。

階級王者
フライ級田丸 辰 (TRY HARD GYM)
スーパーフライ級大﨑一貴 (OISHI GYM)
バンタム級鈴木真彦 (山口道場)
フェザー級門口佳佑 (EX ARES)
スーパーフェザー級チャンヒョン・リー (RAON GYM)
ライト級中村 寛 (BK GYM)
スーパーライト級空位
ウェルター級中野椋太 (誠至会)
ミドル級海 人 (TEAM F.O.D)
ヘビー級空位
RISE QUEENアトム級宮﨑小雪 (TRY HARD GYM)
RISE QUEENミニフライ級erika♡ (SHINE沖縄)
RISE QUEENフライ級テッサ・デ・コム (Fightteam Vlaardingen)
世界バンタム級志 朗 (BeWELLキックボクシングジム)
世界フェザー級那須川天心 (TARGET/Cygames)
世界スーパーライト級ペットパノムルン・キャットムーカオ (Kiatmoo9)
※2023/07/23時点

たとえば、フライ級の王者は田丸辰選手(TRY HARD GYM)。女子のRISE QUEENアトム級では、王者は宮﨑小雪選手(TRY HARD GYM)がいます。

さらに、世界階級では、世界バンタム級の王者は志 朗選手(BeWELLキックボクシングジム)、世界フェザー級の王者は那須川天心選手(TARGET/Cygames)、世界スーパーライト級の王者はペットパノムルン・キャットムーカオ選手(Kiatmoo9)と、各階級で世界のトップ選手が戦っています。

RISE(ライズ)と他の格闘技団体との違い

K-1とRISE(ライズ)の違い

K-1は1993年に発足したキックボクシングスタイルの格闘技団体で、「打撃系立ち技格闘技の世界一の最強の格闘者」を決める大会として知られています。K-1は海外選手とのマッチングなど国内に限らない試合メイクを行い、歴史的な大会を数多く開催してきました。

一方、2003年に発足したRISEではパンチ、キック、ヒザ蹴りのみが有効で、組み技や首相撲などは全面禁止です。これにより、打撃技に特化したスタイルの試合が展開されます。

K-1では広範な攻撃手段と詳細な反則ルール、RISEでは打撃技術の純粋さ、それぞれの違いが試合の特性を形成します。

RIZINとRISE(ライズ)の違い

RISEとRIZIN、名前が似ているだけでなく、日本の格闘技界を牽引する存在としても共通しています。しかし、そのスタイルと特色は異なるのです。RISEはキックボクシングに特化した試合を展開しています。

一方、RIZIN総合格闘技(MMA)をメインとし、キックボクシングを含む多彩な対戦が行われます。両団体ともに国内外のトップアスリートを招き、観客に感動の瞬間を提供しています。

名前が似ているとはいえ、RISEはキックボクシングの舞台、RIZINは多種多様な格闘技を楽しむ場所と言えるでしょう。

RISE(ライズ)の試合はどこで観られる?テレビ放送は?

ABEMAプレミアム
出典元:ABEMA公式

RISEの試合は主にABEMA(ABEMAプレミアム)で配信されています。2012年6月30日にTOKYO MXでRISE TDCホール大会がテレビ放送された例もありますが、地上波での放送は滅多にありません。インターネットを利用した配信を行っているため、どこでも気軽に楽しめます。

さらに、ABEMAではRISEに加えて、KrushやK-1などのの過去試合も追加料金なしで視聴可能です。ニュースや恋愛番組、アニメ、スポーツといった様々なコンテンツも無料で提供しているので、ぜひABEMAで様々なエンターテイメントを楽しんでみてください。

配信数3万本以上
月額料金960円
無料お試し期間2週間
支払い方法クレジットカード
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運営会社株式会社AbemaTV
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RISE(ライズ)での激闘! 歴代の注目選手と対戦カード

最後に、RISE(ライズ)で激闘を繰り広げた歴代の対戦カードを3つ紹介します。YouTube公式チャンネルでも無料配信されているので、ぜひ覗いてみてください。

RISE ELDORADO 2022 (那須川天心VS風音)

那須川天心選手がボクシング転向と決まってRISEでの最後の試合。同じジムで共に練習を積んできた盟友との戦いでもあり、熱狂的な興奮が走りました。

さらに、風音選手のセコンドには那須川天心の父親が、さらに天心選手側のセコンドにRIZINで有名な朝倉未来選手が付くとのことでファンは大盛り上がり。試合内容はダウンすることもKOすることもなく終わりましたが、試合を終えて風音選手の悔しがってる表情を見ると感極まります。

RISE132(森本狂犬義久VS篠塚辰樹)

試合前からのバチバチの舌戦で、実績がある森本と、急上昇してきた篠塚辰樹の試合。リスク覚悟で前に出て打ちあうスタイルの森本と、どちらかというとボクサータイプでテクニシャンの篠塚の噛み合うようで噛み合わない拮抗した試合が最高でした。

とにかく試合前から両者のプライドがぶつかってどちらも絶対に譲れない試合。結局延長判定で森本が僅差で勝ったが、森本も危なっかしくいつダウンしてもおかしくないようなハラハラした試合でした。お互いリスク覚悟で全力を出し切る印象に残るいい試合です。

RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA2 (原口健飛VSペットパノムルン・キャットムーカオ)

国内ではほぼ無敵状態の原口健飛が、ついに一気に世界のTOP選手との試合。どこまで世界ランククラスの選手に通用するのか、世界クラスの選手にも圧勝してしまうのではないか。というまだまだ未知の可能性にワクワクした大会です。

序盤からバチバチの攻防で、ペットパノムルンのパンチ、ローキック、膝の打撃音が記憶に残ります。原口も良く応戦して攻撃に耐えたが、試合内容通りの判定負けに、原口の久々の負ける姿と、この敗戦を機にまたリベンジして成長して欲しいと思える試合でした。

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